待合室



 心癒すロビーコンサート

 先月(7月)号で、岡本隆一名誉会長の「海外点描」が連載 100 回を数えたことに触れましたが、「ホスピタルロビーコンサート」(第二岡本総合病院主催)も 6 月で 150 回のメモリアルを刻みました。今月号で 151 回( 7 月 17 日開催)のコンサート風景を掲載しています。

 ロビーコンサートは、当院に入院されたヨーロッパ出身の患者さんが心温まる医療と看護に感激、ドイツ製の高級ピアノを寄贈されたのがきっかけで始まりました。毎月 1 回( 12 月休演)、ほぼ 14 年にわたって開催され、療養中の患者さんらの心を癒し、元気付けてきました。今では多くの患者さんがコンサートを楽しみにしています。

  151 回ともなれば、出演者も多彩です。毎年のように出演をお願いしたミュージシャンやグループもあれば、当コンサートが初演で、これをきっかけに、音楽によるボランティア活動を展開されているグループもあります。

 ジャンルもクラシック、演歌、シャンソン、童謡、邦楽、ジャズにハワイアンや日本舞踊と多種多様です。昨年 11 月のコンサートでは、歌うことで元気を取り戻し、 2 度のがん(悪性リンパ腫と歯肉がん)を克服された方が出演。歌の合間にがんと闘った体験談を語られ、患者さんを勇気付けられました。

 中学生の頃、「心に太陽を唇に歌を」という話を習いました。海で遭難した人々が、絶望に打ちひしがれているとき、一人が歌を口ずさみ、みんなに歌うことを呼びかけました。人々は歌うことで勇気付けられ、全員救助されるという話だったと思います。

 音楽は、人々の心を癒し慰めるだけでなく、力づけてもくれます。「癒しの接遇」を掲げる当院にとって、当コンサートはうってつけの催しで、これからも充実したコンサートが開催され、患者さんらの心を潤すことでしょう。

 


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