
第二岡本総合病院の高橋守正リハビリテーション科部長が宇治市の要請で 8 月 26 日、宇治市文化センターで開かれた老人大学講座で「人とリハビリテーション医学」について講演。リハビリ医療とはどういうものか、お年寄りが健全な体を保つにはどのような方法があるかなどを、画像を用いてわかりやすく話しました。この講座には700人を超すお年寄りが参加。高齢化の中、リハビリテーション医療への関心の深さが伺われました。
リハビリ医療について講演する高橋部長高橋部長は、世界一の高齢国家である日本の現状分析と今後の展望から論をすすめ、お年寄りの「転倒」の危険と予防、「摂食・嚥下」の年齢による変化などについて具体的に説明。骨や筋力を保つには、日光を浴びて適度な運動(散歩など)をすることの大切さを訴えました。
本論のリハビリテーション医学では、運動機能障害、脳卒中、糖尿病、心臓疾患など個々の疾患について、その予防とリハビリテーションにも言及。「リハビリテーション医学は、老若男女すべての人を対象とする医学であり、それぞれが人として生きることを成就できるように支援する医学である」との考えを示しました。
また、リハビリテーション医学は、単なる医学ではなく、能力障害を補うための道具やハンディーキャップを埋める環境整備、社会資源の活用など、あらゆる方法を用いて行うものであると強調。お年寄りらは熱心に耳を傾けていました。