待合室


―体験学習―

「手術室を見たとき『すごい』と思いました。感動しました」「病院での体験を通じて多くのことを学びました。今後の学習に結びつけていきます」「看護師という仕事を体験して、看護師という職業に尊敬の念を感じました」。

昨年 11 月 9 日から 11 日までの 3 日間、第一岡本病院で「体験学習」をした 4 人の京都市立桃山中学校 2 年生の生徒さんから寄せられた感想文の一節です。患者さんの介護や手術室の見学など医療の現場での体験は、生徒さんの感性に触れたようです。

感想文は、さらに「入院生活を送っている患者さんにとって、医師や看護師の皆さんの存在がとても大きいことを知りました」「将来、皆さんのような看護師を目指したい。患者さんが安心して暮らせるよう頑張ってください」とも記されていました。

中学生といえば、思春期の多感な時。大人と子供のはざまで悩み、横道に逸れるケースもありますが、自我に目覚め、将来への足固めをする時期でもあります。この時期に生徒さんを広く社会に参加させる「体験学習」を企画する学校が多いようです。人とのふれあい、様々な体験を通じて自分を見つめ直し、将来を切り拓いていく力や態度を学ばせようとの“親心”なのでしょう。

地域に開かれた病院として岡本病院は、第一病院、第二病院とも地域の中学や高校の「職場体験学習」のサポートをしています。第二病院では昨年、 5 月末から 6 月にかけて西宇治中学( 4 人)、宇治中学( 12 人)、東宇治中学( 12 人)の生徒さんが体験学習を行っています。

岡本病院で体験学習した生徒さんらは、感想文に見られますように“命の現場”での仕事に厳しさと尊敬の念を抱き、『いたわり』や『思いやり』の心も育んでいます。青少年の心がすさみいく昨今、健全な青少年の育成に体験学習の効果を念じます。

 


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