食 道 |
逆流性食道炎 |
ガイドラインに従い、プロトンポンプインヒビター投与で対応しております。 |
| 食道静脈瘤破 |
基本的に緊急止血が必要な病態です。内視鏡下の静脈瘤の硬化療法や結紮術による一次止血を行い、治療をさらに数回追加することで、再出血の予防を図ります。さほど症例数は多くありませんが、経験は重ねており、内視鏡的治療の一環として実施しています。胃静脈瘤には血管撮影の応用であるB―RTOと呼ばれる治療を行うこともあります。 |
| 腫瘍性疾患 |
外科に依頼し食道癌の手術を行います。当院には放射線治療の施設がないため、必要な場合には設備のある病院に紹介し、術前放射線治療を受けていただきます。 |
胃 |
胃潰瘍 |
胃潰瘍治療ガイドラインに準じて、内視鏡・外科的治療、適切な薬剤の投与を組み合わせた標準的治療を行います。潰瘍症例には高率にヘリコバクター・ピロリの感染が認められます。出血性潰瘍は内視鏡的止血後、除菌を行い、潰瘍再発を防止します。 |
| 腫瘍性疾患 |
胃癌に対しては、新しい内視鏡的治療である内視鏡的粘膜下切開剥離術にも取り組んでおります。また外科による手術治療も従来どおり行っております。手術不能例には化学療法を行い、患者さまのQOLを重視した治療、ケアを行っております。
当院は訪問看護ひまわりを併設しておりますので、自宅でご家族と過ごされるケースにも対応いたします。 |
大 腸 |
出血性疾患 |
大腸憩室炎、虚血性腸炎などの出血性疾患に対しては、緊急内視鏡を行い原因の究明にあたります。出血が持続するときは、動脈塞栓による出血コントロールを試み、止血不能な場合は外科的手術を行い、救命を目指します。 |
| 炎症性腸疾患 |
潰瘍性大腸炎とクローン病をあわせて炎症性腸疾患と呼びます。慢性の消化管の炎症性疾患で厚生労働省により特定疾患に指定されています。以前には稀でしたが、食生活の西洋化と共に日本でも増加し、全国統計で潰瘍性大腸炎は6万人、クローン病は2万人以上と発表されています。当院でも潰瘍性大腸炎の患者さんが20名以上、クローンの方が数名通院されています。定期的に内視鏡検査を行い、炎症の状態に応じて内服治療を行い、炎症の強い時には入院治療を行っています。 |
| 腫瘍性病変 |
当院ではガイドラインに準じ、内視鏡的大腸ポリープ切除術を行っております。
良性腺種が大半を占めていますが、大腸の前癌病変と理解されています。時に早期癌を随伴したり、あるいは粘膜下にまで浸潤する癌のこともあります。進行大腸癌に対しては、外科と協力して手術治療や、化学療法を行っております |
胆肝膵
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慢性ウイルス性肝炎 |
B型慢性肝炎は母子感染により世代継体される疾患です。B型肝炎ウィルスがその原因で、出生時の産道感染が大半でした。昭和60年以降感染に対する予防法が確立され、20歳未満の人には見られなくなりました。現在C型肝炎ウィルスが慢性ウィルス性肝炎の原因のほとんどです。C型肝炎治療の基本はインターフェロン投与です。65歳以下の方の場合、6ヶ月あるいは1年間、原則インターフェロン投与を行い、ウィルス排除を最終目標とします。従来治療開始時には熱発を伴い、倦怠感や抑うつ状態が起こりやすいと言われていました。しかし週1回投与のPEG型インターフェロンが開発され、副作用が軽減しました。また場合によってはリバビリン服用との併用治療も行われます。以前と比べ、治療成績が向上し、半数以上にウィルス排除が可能になりました。インターフェロン治療の適応がない時は、グリチルリチン製剤の注射などにより、肝炎の進行を抑える治療を続けます。 |
| 腫瘍性病変 |
肝臓癌
肝臓癌に対する治療は、肝動脈塞栓療法や経皮経肝的エタノール注入を中心に実施しています。時には外科的治療や抗癌剤の動注を行うこともあります。
膵臓癌
胆嚢癌は外科と協力した、手術治療を行います。手術が不可能な場合は化学療法を行っております。閉塞性黄疸を伴う時は、内視鏡的な胆管ドレナージを行い、減黄を行います。 |