看護師(先輩看護師)

先輩看護師
毎日の出来事が勉強の連続です
整形外科・眼科・脳神経外科(脊椎疾患)病棟で勤務しています。主に周手術期の看護を行うため、不安の軽減・術後の観察・疼痛緩和を行い、リハビリの状態に合わせて、安心して退院できるよう支援しています。
新人看護師時代、交通外傷にて骨折し入院していた患者さんが退院されるときに、お手紙と感謝のお言葉を頂き、笑顔で退院する姿を見送ることができました。今まで当たり前にできていたことが疼痛によりできなくなり、なぜ事故をしてしまったのかといった自己嫌悪のジレンマに陥っているという心身の苦痛の中にある患者さん。私は1年目であり、どう対応して良いのか悩みながらケアにあたっていました。そのため、患者さんのその言葉には大変救われた記憶があります。
臨床現場では、毎日患者さんの状態は小さくとも変化し続けるため、観察の視点と看護の質によって結果が出てきます。善きにつけ悪しきにつけ結果として表れるので、疼痛管理や離床促進、創傷・褥瘡の治癒等、毎日の出来事が勉強の連続であり、やりがいを感じます。ケアをするにあたっては、自分がどんなにしんどい時や辛い時も、患者さんの前では必ず笑顔で応じるようにしています。患者さんの状況に合った対応することを心がけ、不慣れな入院生活の中で、治療やリハビリに少しでも前向きになっていただければと考えています。
当面の目標は、まずは現病棟の疾患・看護への理解を深めていくことです。そして、現病棟の看護について理解の深化を追求し、他部署へ異動となった際も、その部署の看護について学び、様々な診療科の看護が行えるようになることを今後の目標としています。