先輩の声

看護師(男性看護師)

男性看護師

日々ブラッシュアップ

入職し、消化器、循環器病棟を経て、現在はICUで勤務しています。
ICUでは、周術期、状態急変後、緊急等、科は問わず、幅広く重症患者を対象としています。それに伴い、専門的な知識や技術、アセスメント力が必要になってきます。日々の学習や振り返りはとても重要なことですが、自分の力量不足を痛感することも多々あります。しかし、周囲のICUスタッフや認定看護師の助言を受けながら、日々の看護、業務に取り組んでいます。ICUを初め、当院は職種間の壁が薄く、気兼ねなく報告、連絡、相談ができ、他職種での連携がスムーズに行えます。これは当院の大きな特色の一つだと思いますし、個人的には働きやすい環境だと感じています。

看護師を続けている中で、「より良い看護」とは何かを考え、日々取り組んで来ました。自分が考える「より良い看護」とは、患者・家族の思いを知り、それぞれのニーズに合ったケアを提供していくというものです。その裏付けの一つとして知識・技術を高めていく必要があると考えています。特にクリティカルな領域では必要とされる知識が幅広く要求されます。今後も引き続き学習を継続し深めて行きたいと思っています。

また、新人の頃から現在に至るまで「患者の立場になって物事を考える」ことも重要なことだと思っています。当たり前のことのようですが、非常に難しく感じることもあり、まだまだ未熟だと実感しています。

今後も看護師として働く中で、知識や技術だけでなく、視野を広く持ち、看護師としての感性を磨いていきたいと思います。その中で初心を忘れず、向上心を持って自分が考える「より良い看護」を実践していければと思います。