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耳鼻咽喉科

当科の特色・概要

当科では耳鼻咽喉科疾患全般を対象とし、耳、鼻副鼻腔、咽頭、喉頭、頸部と多岐にわたり対応してまいります。主に入院手術加療の患者さんを対象としております。かかりつけ医の紹介状を持参のうえ受診ください。
今後は高齢者人ロの増加に伴い、嚥下障害の患者さんの増加が予想されます。当科では積極的に嚥下内視鏡検査(VE)による的確な診断を行い、これに対応していきたいと考えております。

突発性難聴の治療に高気圧酸素療法を導入
高気圧酸素療法装置
2021年から高気圧酸素療法装置を導入しています。効果が認められている突発性難聴の治療については健康保険も適用されます。
磁場式ナビゲーションシステムを導入
2020年6月に手術用ナビゲーションシステムを更新し「磁場式ナビゲーションシステム」を導入しました。より安全性の高い手術が可能となりました。

対象となるおもな疾患

耳疾患
  • 突発性難聴
    適切な診断の後、点滴治療や高気圧酸素療法、鼓室内ステロイド投与などの急性期治療を行います。難聴や耳鳴りなどの後遺症についても対応します。
  • 慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎
    耳漏を止め、きこえを改善する目的で、手術加療を行います(鼓室形成術、鼓膜形成術)。傷が目立ちにくい、内視鏡を使った手術も行っています。
  • 加齢性難聴
    補聴器を中心とした聴覚補償を行います。また補聴器が上手く使えない、合わない方への指導や、人工聴覚器(埋込型骨導補聴器、人工内耳)の適応判断も行います。
  • こどもの難聴
    軽度から重度まで、きこえの程度にかかわらず、適切な診断を行い、治療(投薬、鼓膜換気チューブ留置、鼓室形成術など)を行います。近隣の施設と協力し、補聴器導入にも対応致します。
鼻疾患
  • 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
    =鼻内内視鏡手術(ESS)
  • アレルギー性鼻炎、鼻中隔弯曲症
    =鼻中隔矯正術、粘膜下下鼻甲介骨切除術、翼突管神経切断術
  • 顔面骨折、眼窩吹き抜け骨折
    =整復術
  • 副鼻腔良性腫瘍
    =摘出術(ESS、鼻外切開術)
咽頭・喉頭疾患
  • 急性喉頭蓋炎、急性扁桃炎
    =入院下に抗生剤の点滴加療
  • 慢性扁桃炎
    =ロ蓋扁桃摘出術
  • アデノイド増殖症
    =アデノイド切除術
  • 声帯ポリープ、声帯結節、ポリープ様声帯
    =喉頭微細手術(ラリンゴマイクロサージェリー)
頸部疾患
  • 甲状腺腫瘍(がんを含む)、唾液腺腫瘍(耳下腺腫瘍、顎下腺腫瘍、がんを含む)、側頸のう胞、正中頸のう胞
    =腫瘍摘出術
  • 咽頭がん
    =手術加療、放射線療法、化学療法
  • 喉頭がん
    =手術加療、放射線療法、化学療法
終末期頭頸部悪性腫瘍
  • 積極的に緩和ケアを行います。緩和ケアチームの一員として、がんの診断を受けた患者さんやご家族をサポートいたします。チーム医療にて対応いたします。

診療方針

薬物治療、保存的加療に反応せぬ場合は速やかに手術加療を施行いたします。当院で対応が困難な患者さんに対しては京都府立医科大学と密な連携をとり紹介させていただきます。低侵入襲手術の導入、クリニカルパス(入院治療計画表)を用いて、治療内容・治療期日・治療費等を明文化し、納得していただきやすい治療を行います。患者さんに安心して治療していただけるよう時間を掛けて面談(インフォームド・コンセント)いたします。
また頭頸部腫瘍の緩和医療にも積極的に取り組んでおります。従来よりがん難民を出さぬように、緩和ケアに力を入れておりました。2016年の新築移転時に、当院においても放射線治療センターが新設され、がん治療の3本柱(手術、化学療法、放射線治療)が揃いました。頭頸部がんの一次治療にも積極的に取り組む事が可能となりました。

外来診察日

外来診察医師担当表をご覧ください

担当医師(常勤)

  • 二之湯 弦 部長
    資格など
    • 医学博士
    • 日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会耳鼻咽喉科専門研修指導医
    • 日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会耳鼻咽喉科専門医
    • 日本耳科会認定医
    • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会補聴器相談医
    • 滋賀医科大学卒
    研究課題・専門分野
    耳科学、聴覚医学、聴覚維持機構とその分子基盤の解明
    医師からひとこと
    患者さんに寄り添い、満足していただける医療を目指します。
  • 川勝 大河 専攻医
    資格など
    • 京都府立医科大卒
    研究課題・専門分野
    耳鼻咽喉科一般
    医師からひとこと
    地域の皆様一人ひとりに寄り添い、安心いただける医療を提供できるよう、邁進して参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

診療実績

  2020 2021 2022 2023 2024
喉頭微細手術、喉頭腫瘍切除術 9 18 6 13 7
喉頭全摘術 0 2 0 0 0
気管切開術 34 50 46 47 48
鼻内内視鏡手術(鼻中隔矯正術、粘膜下下鼻甲介骨切除術を含む) 45 48 53 44 43
経鼻翼突管神経切断術(鼻中隔矯正術を含む) 10 21 38 21 19
口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術(鼓膜換気チューブ留置術を含む) 38 48 41 61 56
甲状腺・副甲状腺腫瘍手術(悪性腫瘍手術を含む) 19 26 11 10 18
耳下腺腫瘍切除術 3 2 2 7 10
顎下腺腫瘍切除術 3 1 0 2 6
頸部郭清術 0 4 0 2 0
頸部膿瘍開放術 1 2 0 3 2
側頸のう胞摘出術、頸部皮下腫瘍手術 3 5 2 7 1
鼓室形成術(乳突削開術を含む) 0 0 0 23 23
鼓膜形成術 0 0 0 3 3
顔面神経減荷術 0 0 0 2 1
その他 18 30 13 36 29
合計 183 257 212 281 266
  2020 2021 2022 2023 2024
喉頭微細手術、喉頭腫瘍切除術 9 18 6 13 7
喉頭全摘術 0 2 0 0 0
気管切開術 34 50 46 47 48
鼻内内視鏡手術(鼻中隔矯正術、粘膜下下鼻甲介骨切除術を含む) 45 48 53 44 43
経鼻翼突管神経切断術(鼻中隔矯正術を含む) 10 21 38 21 19
口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術(鼓膜換気チューブ留置術を含む) 38 48 41 61 56
甲状腺・副甲状腺腫瘍手術(悪性腫瘍手術を含む) 19 26 11 10 18
耳下腺腫瘍切除術 3 2 2 7 10
顎下腺腫瘍切除術 3 1 0 2 6
頸部郭清術 0 4 0 2 0
頸部膿瘍開放術 1 2 0 3 2
側頸のう胞摘出術、頸部皮下腫瘍手術 3 5 2 7 1
鼓室形成術(乳突削開術を含む) 0 0 0 23 23
鼓膜形成術 0 0 0 3 3
顔面神経減荷術 0 0 0 2 1
その他 18 30 13 36 29
合計 183 257 212 281 266