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医療安全管理室

特徴・概要

医療安全とは

安全で質の高い医療を提供することが病院の使命であり、医療安全について全職員が真摯に取り組む必要があります。

一口に医療安全といっても範囲は広く多岐にわたりますが、大きく分けて以下の4点が重要と考えます。

  1. 患者さまの安全に、そして安心して医療行為を受けられること
  2. 職員が安心して日々の業務を遂行できること
  3. 不幸にして医療事故が発生した場合、如何に迅速に対応できるかということ
  4. 医療安全のための医療の室の担保

当院では、病院医療機能評価機構の医療安全指針に基づき、患者さまに安全な医療を、職員が安心して提供できるように継続して取り組んでいます。そのために医療の質を担保するため、各職種が連携して取り組んでいます。

このような活動を、医療安全管理室が中心になって行っております。

当院の医療安全管理体制

当院の医療安全管理体制

医療安全管理室の取り組み

医療現場で遭遇する【ヒヤリとしたこと】【ハッとしたこと】がレポートとして全職種から提出され、この報告を基に隔週開催される医療安全GM(ゼネラルリスクマネージャー)会議や毎月開催される医療安全管理委員会で事例分析、改善策を検討し、医療事故に対しては、随時開催される医療安全事例検証会議などを通して、医療安全全般のマネージメントを行っています。

職員への取り組み
  • 医療安全職員研修会(2回/年)
  • 新採用職員医療安全研修会(4月及び随時開催)
  • 医療安全ワークショップ(2回/年)
  • 医療安全院内ラウンド(1回/月) など
医療安全職員研修会
【2016年9月10日 医療安全職員研修会 講師:名古屋大学医学部附属病院 副院長 長尾能雅 先生】
医療安全ワークショップ
【医療安全ワークショップ:医師・看護師・医療技術職員・事務職員が共同で一つの事例を検証し、その要因そして安全対策を徹底して討論する】

医療安全に対するご協力のお願い

安心して納得できる医療を受けていただくためには、患者さまやご家族と医療従事者の協力が必要です。治療や検査については内容を理解し、安全で適切な医療のために医療安全に積極的にご協力ください。

1.安全な入院生活を送っていただくために
  1. 患者さまの誤認防止のために
    全ての患者さまには手首にリストバンドをつけさせていただいております。
    リストバンドの氏名・生年月日を読んで間違いがないかご確認ください。患者さま自身での確認が無理な場合は、ご家族の方がご確認ください。
    点滴及び注射、採血、配薬、手術、検査、処置などの際は、リストバンドのお名前を見せてください。
    点滴及び注射、採血、配薬の場合、点滴ボトル、採血容器、薬袋のお名前を、患者さまご自身も、職員と一緒にご確認ください。
  2. お名前の確認依頼について
    診察や処置、検査の場合、患者さまに生年月日とお名前(フルネーム)で名乗っていただきます。

    ※入院中、患者さまの間違いを防止するために、何度も生年月日とお名前をおたずねすることがありますが、ご了承ください。

  3. 個人情報について
    患者さまの間違いを防止するために、お名前で呼び出すこと、また病室への名札表示を行うことが望ましいと考えております。患者さま及びご家族のご理解とご協力をお願いします。
    なお、プライバシー保護の観点から、お名前の呼び出し、病室への名札表示、面会者へのご案内を望まれない場合につきましては、当院看護スタッフにお申し出ください。
    緊急時のやむをえない場合以外は、患者さまへの電話の取次ぎはお断りいたしております。また、患者さまの病名、病状等に関する電話でのお問い合わせには応じかねますのでご了承ください。
    安全管理や防犯上、監視カメラを設置している病棟もあります。ご理解ください。
  4. 危険物の持ち込みについて
    安全上、はさみ・ライター・果物ナイフなどの危険物の持ち込みはご遠慮ください。はさみ等をご使用される場合は、病棟詰所に用意いたしておりますので、看護スタッフにお申し出ください。
    当院は敷地内禁煙を実施しております。院内での火気のご使用はお控えください。
  5. 患者さまへの処置・注射・検査・手術などの説明について
    処置・注射・検査・手術などを行う場合は、必ず説明を行っております。説明は不十分な場合や、わからない場合は、遠慮なく医師・看護師にお聞きください。
2.転倒やベッドからの転落の予防について

入院中は環境が変わる上に、筋力・体力の低下から、予想以上に転びやすい状況になります。自分では大丈夫と思っていても、ベッドの周囲や廊下で転んだり、ベッドから転落することがあり、中には骨折される方もいらっしゃいます。安全な入院生活を送っていただくために、患者さまはもとよりご家族も含めて、転倒・転落の予防についてご協力をお願いいたします。

  1. 転倒しやすい状況は、以下のような場合です
    • 初めて睡眠剤を服用した時
    • 足腰に力が入らない、立ちくらみした時
    • 熱がある、悪寒がする時
    • 麻痺や痺れがある時
    • 下痢がひどい時
    • 以前転んだことがある場合
    • トイレの間隔が近い時
    • 検査などのために絶食の時間が長い場合
    • 認知症などの為、病状の理解が不十分な場合
  2. 転倒・転落防止のために1~7のような事についてご注意ください
    1. ナースコール
      いつも手元に置いて、看護師への連絡や必要時に押してください。一人で歩くのが不安な時は、遠慮なく押してください。
    2. 夜間トイレに行く時
      周囲が暗いので心配な方は、遠慮なく看護師にお知らせください。
    3. 履物について
      普段から履きなれたものや、ゴム底の靴が安全です。スリッパは滑りやすく脱げ易いので使用しないでください。福祉用具の靴は売店で数種類揃えています。
    4. 点滴を行っている時
      点滴スタンドを押しながら歩く場合は、段差に気をつけてください。点滴スタンドを杖代わりにしたり、支えにすると危険です。
    5. 車椅子や杖について
      車椅子に乗り降りする場合は、必ずブレーキをかけてください。杖は普段お使いのものがあれば、ご持参ください。
    6. ベッドの周囲について
      床頭台やオーバーテーブルは不安定で動きますので、体の支えにしたり、つかまると危険です。入院中の荷物は、収納棚等に収まるようにして、床に物を置かないでください。配線コード等につまずかないように気をつけてください。床が濡れている場合は、滑りやすくなりますので、看護師にお知らせください。
    7. ベッドについて
      ベッドの高さは、座ってかかとがつく高さに調整しています。ベッドの柵は両サイドに2~4本取り付けます。ベッドの上で立ち上がったり、身を乗り出して物を取ろうとしないでください。
3.転倒・転落の防止へのご協力のお願い
  • 入院中のお荷物は最小限にし、ベッド周りの整理整頓にご協力ください
  • 転倒・転落の危険が高い場合は、面会時間など個別にご協力をお願いする場合があります
  • 転倒防止策は十分に行いますが、それでも完全には予防できない事をご了承ください