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臨床工学科

当科の特色・概要

臨床工学科

安心安全な医療提供へ 高度化機器の操作・点検
臨床工学技士とは、厚生労働大臣に免許を受けて、医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作および保守点検を行うことを業とする者を言います。 この制度ができたのは比較的新しく、昭和62年6月に制定された国家資格です。
どうしてこんな資格ができたのでしょうか。現在の医療現場では高度化した多くの医療機器が多用されています。しかし、それらを安全に扱うためには医学的知識だけでは難しくなってきました。そこで医学と工学の知識を併せ持った「臨床工学技士」という専門家が誕生したのです。
臨床工学技士は装置を通して患者さまに医療を提供する職業です。この職業は他のコメディカル(診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士など)と違って、まだあまり周知されていません。そこで、業務内容について少し詳しく説明します。
「生命維持管理装置(人工心肺装置、人工呼吸器など)」とは、人間が生命を維持するのに必要なこと、呼吸・代謝・循環を代行あるいは補助する装置のことを言います。例えば、手術中や手術後または、呼吸に支障をきたすような疾患によって自発呼吸ができなくなってしまった患者さまに対して、呼吸の代行・補助を行う人工呼吸器の操作。また、心臓手術を行っている間の心臓と肺の働きを代行する人工心肺装置の操作。更に、ペースメーカ検査やカテーテル検査など、その他院内機器の保守・点検を行っています。患者さまと接する機会が少ない職種ですが、日々病院の裏方で医療安全を心掛けて努力しています。宜しく御願いします。臨床工学技士 酒井 徳昭